お風呂にいれよう!!!
お風呂に入れてもいいの?
なんでお風呂に入れるの?
と、思われる方も多いんじゃないでしょうか。
実際、私も祖母の家では
入れているところを見たことありませんでした。
もちろん人間のように毎日となれば色々と問題がありますが、
月に1回程度であれば犬の様子を見ながら入浴させれば特に問題はありません。
お風呂に入れる理由は
ダニ、ノミが住みやすい環境をつくらない!
他にも
・体臭が強くなる。
・毛がべたつく。
・毛玉ができやすくなる。
・毛艶がなくなる。
のを防ぐためだと思います。
お風呂に入れる時の心構え
わんちゃんにとってお風呂はストレス!ということを忘れないこと
わんちゃんにとって、じっとしていること自体が耐えがたいですし
体力的にも負担になります。
子犬の場合は早くても、足腰がしっかりして
生後3ヶ月後のワクチン接種が終わってから
どうしても入れないといけない!というようなことがなければ、
そんなに早くお風呂に入れなくて大丈夫です。
お風呂に入り終わった後は
頑張った愛犬におやつをあげたり、飲み水をあげたり
たくさん撫でて褒めてあげてください。
お風呂にいれよう!!!〜 準備編〜
わんちゃんをお風呂に入れる前にあると便利な道具を紹介します!
◆先端が細くなっている入れ物
百均などでも売っているソースなどを入れるものがオススメです。
ケースの中にシャンプーを移して使います。
ピンポイントで欲しいところに出せるので便利!
とろみの強いようなシャンプーは希釈させて用意しておくと泡立ちが良くなります。
◆スポンジ、軍手
やっぱり顔まわりはわんちゃんも嫌がりますけど私たちだってコワイですよね。
そこで水分を含ませたスポンジや軍手を使って濡らしたり、泡を落とす時に使います。
◆吸水性の高いタオル
車を洗う時や、水泳選手が使っているようなタオルがオススメです。
最近だと犬専用の吸水性の高いタオルもあります。
普通のタオルを使う前にぽんぽんと優しく押し当てることで
乾かす時間が短くなります。
◆コットン
耳に入ってしまった水分を取る時、めやにを取る時に使います。
◆ブラシ
最近だといろいろな形のものが売っています。
被毛のタイプによって違うのでわんちゃんに合ったものを探してみてください!
お風呂で使えるラバーブラシもあれば便利です。
◆スポンジやゴム製のマット
地面がつるつるした物の上で洗うと余計に滑りやすくなって
わんちゃんが混乱して暴れてしまう可能性があります。
スポンジやゴム製のマットを敷いた上で洗ってあげるのが好ましいです。
ない場合はバスタオルを敷くのもいいと思います。
◆エプロン
もちろん私たちが濡れないように、濡れてもいいように着ます。
さらにエプロンの胸のところにドライヤーを差し込むと、
乾かす時に両手が使えて便利です。
お風呂の入れ方
Step.1 お風呂に入れる前
しっかりと運動をしましょう!
体力が有り余っている状態でお風呂に入れると暴れる力も強くて大変です。
(あまりにもお風呂に入れた時、拒否反応がある場合は無理に入れるようなことはせず、
何に嫌がっているのか原因を探してあげてください。)
そして専用のブラシでわんちゃんをブラッシング♪
前日にブラッシングしておくのもいいですね。
ブラッシングする理由は
・既に抜けている毛など洗っても手間がかかるだけ。
・毛が絡まっていると汚れが落ちづらい。
・排水溝の毛詰まり防止。
などなど…
少しでも短い時間でお風呂を終わらせてあげるためには
このひと手間がけっこう大事!
Step.2 しっかりと濡らす
濡らす順番は顔から一番遠いところから
おしり→後肢→背中→胸→前肢→顔
だんだんとならしていってください。
犬の毛は、体を守るためにも水分を表面で弾く性質があります。
犬の体から離した状態で濡らすのではなく、
シャワーの柄の部分を体に密着させゆっくりと動かします。
その時のお湯の温度は36〜38℃のぬるま湯を目安にしてください。
シャワーの音に敏感に反応するようであれば、
柄の部分が覆いかぶさるような布を付けると音が小さくなります。
Step.3 洗う
濡らした時と同じ順番で洗っていきます。
その時、毛先で泡を立てるという意識よりも
毛根部分を指の腹で優しく洗うような意識で洗ってあげてください。
顔を洗う時は顎をしっかりと手で固定して
鼻や口から気道にシャンプーが入らないように注意してください。
シーズーやマルチーズのようにめやにが気になるわんちゃんは、
ぬるま湯で湿らせたコットンをめやに部分にパックすると
汚れが浮きやすくなるのでやさしく取れます。
Step.4 洗い流す
洗い流す時は顔から順番に
上から下にいくような流れで泡を流していきます。
顔を洗う時同様に顎をしっかりと固定し、
泡が残らないようにしっかりと洗い流してください。
耳の内側にお湯が入ってしまった時はコットンで拭いてください。
Step.5 乾かす
先ほどの”吸水性の高いタオル”があればここで使います。
ゴシゴシ使うのではなく押し当てるだけで水分を吸収してくれます。
バスタオルのみの時よりも早く乾くので是非試してみてください。
その後はわんちゃんを包めるような大きめのバスタオルを使いながら
ドライヤーをかけていきます。
この時、わんちゃんからドライヤーを20〜30cm離して
熱くならないように注意してください。
ブラシを使いながら乾かす場合は、
毛の向きの反対方向にブラッシングすると根元が乾きやすいです。
ここでしっかりと乾かせば終わりです。
まとめ
愛犬をお風呂に入れる際は、わんちゃんの様子を
しっかりと確認しながら行ってください。